お稽古便り 2024年11月16日

木の実が赤くなり、散歩道にも晩秋を感じます。松籟庵の露地では、石蕗の花が咲くようになりました。

炉の季節になると、柄杓も風炉用から炉用へと変わります。柄杓は湯水を汲む道具で、その形は流儀によって異なります。小堀遠州流は大振りの合が特徴です。

床の花は 嵯峨菊(さがぎく)と令法(りょうぶ) を入れました。

お菓子は「栗蒸羊羹」(岐阜 すや)をご用意いたしました。