お稽古便り 2025年2月8日

立春が過ぎ、松籟庵に梅が咲き始めました。メジロが花の蜜をもとめて、枝から枝へ移ってゆきます。

床の軸は、利休の茶の湯の心を表す和歌として知られる「花をのみ 待つらむ人に 山里の 雪間の草の 春をみせばや」(藤原家隆)です。

花は 黄水仙 を入れました。

お菓子は「紅梅殿」(京都 鶴屋吉信) をご用意いたしました。