冬の暖かな陽差しの中、大磯茶会が大磯「松月」にて催されました。コロナ禍を経て三年ぶりとなる茶会です。
濃茶席は沙鴎庵にて 席主 杉浦典男樣、名古屋の料亭 八勝館の御主人です。御祖父杉浦保嘉氏と松永安左エ門氏との、茶碗をめぐっての逸話をお伺いしながらの一服です。
薄茶席は広間にて 席主 竹谷律子樣、古美術愛好家で数寄者 清野盈夫氏のお嬢様です。数々の素晴らしい収集品と共に頂く一服です。
「松月」の懐石も大変美味しくいただきました。
茶の湯は一期一会。お正客様のお心遣いにより名碗にて一服いただけましたこと、心に残る茶会となりました。